ヘアピンカーブの手前、はっちょう橋をわたる寸前に右に逸れると、清流沿いの旧道に入ります。
ここは飯場神楽伝承の地、飯場地区。
ここに、古民家風の1軒のお蕎麦屋さんがたたずんでいます。
名は「蕎波人」
早良区内でも指折りの名店です。
目の前の川のせせらぎをゆっくりと眺めながら、開店時間を待ちました。
ご一緒した方は、つけとろ蕎麦を食べられました。
蕎麦は、ねばりが少しあるようで、噛んでいると味がジワーッと染出てきます。
「全ての工程を手作業で行っております。
手作業(手打ち)にすることにより蕎麦を多加水でこることができ、やわらかく腰のある蕎麦を打つことができるのです。」
とありました。
なるほど、このねばりは、手打ちからくるものなのでしょう。
「やわらかく腰がある」とはこういうことなのですね。
また、一緒についていた豆腐は、これまたトローッとした豆腐。
クセになりそうです。
食べたお部屋は、静かでノスタルジックな個室。
まるでおうちにいるようです。
また戻ってきたいと思うようなお蕎麦屋さんでした。
手打ちそば 蕎波人
福岡市早良区飯場48
TEL.092-872-8486
11時30分~17時30分
(蕎麦がなくなり次第終了)
毎週木曜日定休