2012年11月23日金曜日

「さわらの秋」ウォーキング大会が開催されました

11月23日・勤労感謝の日。
早朝から雨の降る中、今年で2回目の「さわらの秋」ウォーキング大会が開催されました。
私も、取材・撮影を兼ねて「早良みなみ塾 イベント・特産品分科会」のスタッフとして参加しました。

スタート地点の曲渕ダムパークには、参加者の方々を乗せたバスが続々と到着。
雨も止んできました。



入念な準備体操をした後は、、、

いよいよ、7km先の脇山中央公園に向けてスタートです。
地元ボランティアスタッフの皆さんは、参加者に付き添われます。
また、各ポイントにも安全確保のためにスタッフの方々に立って頂いています。

 


周りの自然を体全体に感じながら、ひたすら歩いていきます。
コース途中にある窯元「五斗米窯」さんでは、作品を多数展示されていました。
参加者の方々も思わず足を止め、数々の作品に見入っていました。

ちょうど中間地点ぐらいにある「不動明王 円珠院」では、不動明王の歴史に触れました。
境内には、熊野神社・三社宮や樹齢700年の楠の木があります。

西中山公園前では、内野校区の皆さんの粋なはからいにより、猪汁が参加者に振る舞われました。内野校区の皆さんの心意気を感じます。
猪汁は寒い中歩いてきた参加者の胃袋に染み渡ったようです。

ここからは後半、上り下りの連続するコースを歩き、ゴールを目指します、


ゴールした参加者の皆さんは、地元の特産品販売コーナーでお買い物。
・猪鹿鳥「猪汁」など
・脇山豆腐「豆腐」など
・石釜いおり「蒸玉子巻」など
・由良之助製菓「饅頭」など
・緒方「ポン酢」など
・ワッキー主基の里「野菜」など
・板屋学園「にんにく卵黄」など
・高取焼 楽山窯「陶器」
・水源林ボランティアの会「竹細工、竹炭」など
・五斗米窯「陶器」
・ショップビーナス「天然石」など
・梅屋・koya「石釜健康茶」
早良区南部地域の様々なお店が軒を連ねました。

参加者全員がゴールしたことを見届けると、いよいよステージイベントが始まりました。
脇山のお田植え舞からスタートです。
昭和天皇即位の際の大嘗祭で献上するお米を作る田(主基齋田 すきさいでん)での田植え時に踊った「お田植舞」が約80年たった今でも伝統芸能として地元で大切に引き続かれています。(早良南行きの風より



続いて飯場神楽です。

飯場神楽は、早良区飯場にある大山祇神社で行われている神事の伝統芸能です。明治25年(西暦1892年)に病気が流行ったために氏子の安全を願い、高祖神楽に習って始まったものです。(早良南行きの風より


板屋学園の「エイサー」では、沖縄の音楽に合わせて、元気よく踊っていました。
観ているだけで楽しく、寒空の下で少しだけ南国気分も味わえました。


いよいよ、フィナーレです。
野和太鼓の皆さんのパフォーマンスは圧巻の一言に尽きます。
野和太鼓のチームは、早良区野芥を拠点とし、福岡・九州全域で年間約100公演を行う和太鼓のグループです。



福岡市早良区南部地域は、豊かな自然が魅力の地域です。
でも、それだけではなく、食、芸術、芸能、そしてここで暮らす人々の温かい心も魅力であり、早良区南部の宝でもあります。
今回のウォーキング大会で、参加者の方々に早良区南部の魅力を大いに感じて頂けたのではないでしょうか。
ぜひ、またご家族でご友人同士で足を運んで頂きたいと思います。

また、このウォーキング大会は、福岡市早良区をはじめ、早良区南部地域各校区の様々な団体や店舗、会社、個人の協働により、開催されました。
皆さん、大変おつかれさまでした。そしてありがとうございました。
来年もさらにグレードアップして開催されることを、そして何よりここ早良区南部地域の今後ますますの発展と幸福を願っています。

2012年11月18日日曜日

クラフトの店 梅屋 2





カレンダー展を開催しているということで、再び梅屋さんに伺いました。


万葉野の花 阿見みどりさん
桑迫賢太郎さん
LUNAWORKS 高月美樹さん
椿野恵理子さん
mameyaさん
ムツロマサコさん
 諸江和美さん
 ノラヤ 山本奈穂さん
 GARAPYさん
 GRANPIEさん
など、たくさんのアーティスト、デザイナー、イラストレーターの方々の作品が展示されていました。(ハルカゼ舎さんは 11/21入荷予定)


旧暦で書かれている手帳もありました。
中身は読み物が書かれていて、ついつい読みふけってしまいました。



インドの作家の方が作られたカレンダーです。
なんとなく、っぽいですね。


写真がとても繊細です。

数ある中から僕が選んだのは、mameyaさん(東区)の作品のカレンダー。
玄関の壁に他の飾り物と一緒に吊るしました。

布でできた冊子包みです。
こちらはA4の書類も入ります。
珍しいです。

「石釜健康茶」もここでしか頂けないお茶です。
ハト麦、ハブ茶、ほうじ茶、クコ、ヨモギ、びわの葉、どくだみ、浜茶、くまがさ、柿の葉、桑の葉、緑茶、かきどおしの13種類がブレンドされている、とても身体にやさしいお茶です。

このカレンダー展は、12/2(日)まで展示されています。
来年の準備に、ちょっと変わった、インテリアにマッチするカレンダーを選びに行ってみてはいかがですか。
※展示会名は、「カレンダーと冬の贈り物」

イベント情報もあります。


◆イベント名:石釜日和  
 [秋の青空マーケット]を開催します。    

日時 本日!! 11月23日(金祝) 11:00 ~
場所 梅屋よこ

 [ 参加店 ]  

○ コトコトキッチン  山の農園・・・ 生姜ジャム・生姜 など
○ 空のパン・・・・・・・・・・・・・・・天然酵母の手捏ねパン
○ Tora Kissa・・・・・・・・・・・・・   動物サブレ・果実のパイ など
○ 深草・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ 秋野菜のカレー・きのこスープなど
                   (テイクアウト可)
                                            乳製品、卵不使用のお菓子・ピクルス各種
○ 百家 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・有機栽培で育てた野菜と新米

以上、ホームページより転用。


クラフトの店 梅 屋
〒811-1132 福岡市早良区石釜870-1  
TEL:092-872-8590
OPEN 11:00 >>> CLOSE 18:00 
定休日 毎週 月・火(koyaにて受付開廊)


■Koya■koya
〒811-1132  福岡市早良区石釜886-7
クラフトの店 梅屋 そば
phone:080-3376-5729 〈softbank〉
TEL:092-872-8587    FAX:092-872-3950
定休 毎週 月・火
但し梅屋・koyaの展示会期間中は無休で営業






2012年10月20日土曜日

滝やま荘

早良街道を福岡・佐賀県境に向けてひた走り、
ループ橋に差し掛かる前の最後のヘアピンカーブの先の縁に
「滝やま荘」があります。



このお店の先は野河内渓谷へと続きます。


ここは美味しい山里料理が食べられる和食のお店。
かつては、お風呂も入ることができたんですが
現在は料理だけを提供されています。
宿泊はあまり公表はされていないようですが、
いただいたチラシによるとできるようです。

コース料理に、鍋料理、炭火焼に各種御膳。
どれも丹誠込めて作られた、素朴ながらも食べ応えある料理ばかりです。

今回は、団体でお邪魔し、御膳に鯉の煮付けが付いた、コース料理を頂きました。



季節の野菜をふんだんに使った前菜の数々。
身体に優しい感じがします。




白いのはこんにゃくの刺身。
つるんと喉越しが良い感じです。



こちらは鯉の前の料理。
味噌田楽で頂きました。




滝やま荘の名の通り、お食事をするスペースからは滝が見えます。
とても風情があります。


他にも鶏やいのしし、ヤマメなど、地のものがメニューに並んでいます。

送迎バスもありますから、今回の僕のように団体の場合は活用したいですね。

居酒屋のように決して大騒ぎするようなお店ではないのですが、
団体でもじっくりと皆で語らうにはもってこいの雰囲気。

親戚同士や地域同士の語らいなどにぜひご利用ください。

滝やま荘
〒811-1134 福岡市早良区飯場711
TEL.092-804-0123
営業時間:11:00〜21:00
定休日:火曜日



2012年10月19日金曜日

さわらの秋 ウォーキング大会コース

すっかり秋めいてきたこの頃、あと1ヶ月もしないうちに紅葉に染まる早良の郷。
そんな季節にぴったりのイベントが11月23日勤労感謝の日の祝日に開催されます。
「さわらの秋 ウォーキング大会」
昨年に続く開催で、大人気のため既に参加が締め切られてしまいましたが、
ここ早良区南部地域は、大会じゃなくても歩いてみたいと思える、
そんな魅力的なスポットや景色がたくさんあります。
今回は、実際にウォーキング大会のコースを歩いてみましたので、紹介したいと思います。

スタート地点は、曲渕ダムパーク。
言わずと知れた紅葉スポット。
約7km先のゴールを目指します。



スタートしてすぐ、緑のトンネルです。
ウォーキング大会の頃には、ここは紅葉のトンネルに変身することでしょう。



「通泉渕」と書いてあります。
ダムパークから300メートルぐらい進んだところにあります。
何のことだろう、現在調査中・・・。



橋の名前が分からず、ずっと気になっていた橋。
ようやく名前が分かりました。
「落合橋」と言う名前で、昭和8年の竣工のようです。
とても風情がある橋で、コース中一番気に入っている橋です。




田園風景がノスタルジックな気分に誘います。




秋ですねー。
民家の庭先に成っていたのを撮影させてもらいました。



北上橋。
来た道を振り返ってみました。



これはお茶の木です。
コースの途中にありました。
ウォーキング中に見つけられるでしょうか。



上にある北上橋に対して、こちらは北下橋。
五斗米窯さんが目印です。




コース途中、ふと見上げると背振山の頂上が見え隠れしています。




大畑ほたる橋には、内野小学校の生徒の作品が飾られています。
だいぶ年月が経っているようですが、この絵の作者は大人になっていることでしょう。





名もなきお社がありました。
神様に失礼と思いながらも、じっくり中を覗き込んでみましたが、
やはり分かりませんでした・・・。





八丁川沿いの歩道を歩き、やがて西町内へと進路を向けてしばらく歩くと
熊野神社三社宮の裏手に出ます。




同じ敷地内には、不動明王が祭られている円珠院もあります。
火災後、一旦は博多に還され、1712年にこの地にお迎えしているとのことです。




大きな木、楠の木です。
1300年頃に植えられた木だそうです。
「神宿る木」とはまさにこの木のことを言うのだと思わされるほど、圧巻です。



以前にもこのブログで紹介した、滝見橋の昔の欄干です。
現在の欄干は新しいものなので、その前のものなのでしょう。
昭和7年竣工のものです。
ここまででようやく半分の行程(3.5キロメートル)です。



ここからは、坂道のアップダウンが続き、田園風景や周囲の山々の景色を愛でながら
ひたすら歩き続きます。





ポツンとある、西神の原バス停です。
トトロが待っていそうです。



民家のある細い路地を抜けると、ゴールはもう間近です。




ゴール!!
脇山中央公園です。



12月になると寒いし、雪もちらつくこともしばしば。
そうなる前に、秋のうちにぜひ一度は早良の郷においでください。
紅葉を見ながら歩いてみませんか?