早朝から雨の降る中、今年で2回目の「さわらの秋」ウォーキング大会が開催されました。
私も、取材・撮影を兼ねて「早良みなみ塾 イベント・特産品分科会」のスタッフとして参加しました。
スタート地点の曲渕ダムパークには、参加者の方々を乗せたバスが続々と到着。
雨も止んできました。
入念な準備体操をした後は、、、
いよいよ、7km先の脇山中央公園に向けてスタートです。
地元ボランティアスタッフの皆さんは、参加者に付き添われます。
また、各ポイントにも安全確保のためにスタッフの方々に立って頂いています。
周りの自然を体全体に感じながら、ひたすら歩いていきます。
コース途中にある窯元「五斗米窯」さんでは、作品を多数展示されていました。
参加者の方々も思わず足を止め、数々の作品に見入っていました。
ちょうど中間地点ぐらいにある「不動明王 円珠院」では、不動明王の歴史に触れました。
境内には、熊野神社・三社宮や樹齢700年の楠の木があります。
西中山公園前では、内野校区の皆さんの粋なはからいにより、猪汁が参加者に振る舞われました。内野校区の皆さんの心意気を感じます。
猪汁は寒い中歩いてきた参加者の胃袋に染み渡ったようです。
ここからは後半、上り下りの連続するコースを歩き、ゴールを目指します、
ゴールした参加者の皆さんは、地元の特産品販売コーナーでお買い物。
・猪鹿鳥「猪汁」など
・脇山豆腐「豆腐」など
・石釜いおり「蒸玉子巻」など
・由良之助製菓「饅頭」など
・緒方「ポン酢」など
・ワッキー主基の里「野菜」など
・板屋学園「にんにく卵黄」など
・高取焼 楽山窯「陶器」
・水源林ボランティアの会「竹細工、竹炭」など
・五斗米窯「陶器」
・ショップビーナス「天然石」など
・梅屋・koya「石釜健康茶」
早良区南部地域の様々なお店が軒を連ねました。
参加者全員がゴールしたことを見届けると、いよいよステージイベントが始まりました。
脇山のお田植え舞からスタートです。
昭和天皇即位の際の大嘗祭で献上するお米を作る田(主基齋田 すきさいでん)での田植え時に踊った「お田植舞」が約80年たった今でも伝統芸能として地元で大切に引き続かれています。(早良南行きの風より)
続いて飯場神楽です。
飯場神楽は、早良区飯場にある大山祇神社で行われている神事の伝統芸能です。明治25年(西暦1892年)に病気が流行ったために氏子の安全を願い、高祖神楽に習って始まったものです。(早良南行きの風より)
板屋学園の「エイサー」では、沖縄の音楽に合わせて、元気よく踊っていました。
観ているだけで楽しく、寒空の下で少しだけ南国気分も味わえました。
いよいよ、フィナーレです。
野和太鼓の皆さんのパフォーマンスは圧巻の一言に尽きます。
野和太鼓のチームは、早良区野芥を拠点とし、福岡・九州全域で年間約100公演を行う和太鼓のグループです。
福岡市早良区南部地域は、豊かな自然が魅力の地域です。
でも、それだけではなく、食、芸術、芸能、そしてここで暮らす人々の温かい心も魅力であり、早良区南部の宝でもあります。
今回のウォーキング大会で、参加者の方々に早良区南部の魅力を大いに感じて頂けたのではないでしょうか。
ぜひ、またご家族でご友人同士で足を運んで頂きたいと思います。
また、このウォーキング大会は、福岡市早良区をはじめ、早良区南部地域各校区の様々な団体や店舗、会社、個人の協働により、開催されました。
皆さん、大変おつかれさまでした。そしてありがとうございました。
来年もさらにグレードアップして開催されることを、そして何よりここ早良区南部地域の今後ますますの発展と幸福を願っています。
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