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2015年5月24日日曜日

【内野・曲渕】深緑美しい八丁川流域


国道263号線沿いを佐賀に向けてひた走っていると、
やがて、綺麗な川沿いを走っていることに気づかされます。



この川、内野・曲渕の宝・八丁川を
梅雨直前の5月半ば過ぎに探索しました。




かつては坊主ヶ滝が金山の中腹に見えたという滝見橋や





その金山登山ルートに続く多々良瀬橋周辺、


さらにはその上流と、八丁川沿いの5月の深緑が目と心をとても和ませてくれます。






曲渕ダムパークや


曲渕小学校沿いの川辺も、緑がとても美しい風景となっています。




蛍の鑑賞や真夏の川遊びなど八丁川はこれから真夏に向かって行きますが、梅雨に入る直前の人気もまばらなこの時期、ぜひ八丁川沿いを歩いてみてください。


忙しない日常から少しだけ開放されますよ。

2014年5月27日火曜日

【西】埴安神社(はにやすじんじゃ)

前回の内野の神社訪問シリーズの続報です。
前回は、三社宮(西・2カ所)、熊野神社(石釜)、志々岐神社(内野)をご紹介しましたが、今回は、早良区西の2カ所の三社宮に挟まれた高台に広がる田畑のど真ん中に位置する神社、「埴安神社」に行きました。


境内からは金山の麓まで田畑が見渡せます。

国道263号線を佐賀方面に南下し、内野大橋の交差点を過ぎ、しばらく行くと信号の無い三叉路があります。そこを左折し、道なりに進むと左に西中山公園が見えてきます。この公園の手前の道を右折、しばらく進むと、右手に神社に伸びる細い道があります。

神社の名の由来である「埴安」とは、この神社に祭られている神・埴安命(はにやすのみこと)から付けられております。ネットをいろいろと検索してみると、この神は、イザナギとイザナミの間に産れた諸神の一柱に数えられ、土の神様だということです。なるほど、このような田畑の中心の場所にあるということも頷けます。

石碑の写真にもあるように、他にも天照大神を中心に保食神(うけもちのかみ:人に必要な食べ物に関わる神)、大己貴命(おおなむちのみこと:製鉄に関わる神)が祭られていますが、一番左に書かれている神の名だけが判読できませんでした。一番上の文字が「少」とも読めます。いずれにしても、埴安命=土、保食命=食、大己貴命=鉄(つまり農機具)とも繋がりますので、「農」に深く関わる神社であることは推測できると思います。



石祠には、「嘉永七年」と刻まれております。西暦で言うと1854年ですから、この石祠は近年に建てられたのでしょう。


埴安神社は、早良区次郎丸や城南区鳥飼にもあります。

2014年4月19日土曜日

【内野(西・内野・石釜】神社めぐり

桜もすっかり散り、季節はもう初夏。早良区内野校区に点在する神社のうち、4カ所を散策しました。


国道263号線早良街道を佐賀県境に向けて車を走らせて内野大橋を左折、国宝の梵鐘で有名な西光寺を越えて細い路地を曲がると、ほたる公園の目の前に志々岐神社(ししきじんじゃ)の境内までの長い参道があります。長い参道とは、見た目のことで、この参道をしばらく進んでいくと、突如、急勾配の階段が現れます。その階段の長さに一瞬ひるみそうになりますが、昇りきった山の頂上からは、木々の間から内野の郷と、その内野の郷を見守るかのような荒平山が一望できます。



志々岐神社を出て、内野小学校の正門がある通りを真っすぐ山の方に進むと、三社宮があります。三社宮とは、和歌山県にある熊野神社を総本山とした、本宮大社・速玉大社・那智大社を総称した名称です。境内には、不動明王様をご本尊とした天台宗・円珠院があり、神仏混交の場所でもあります。こちらはガイドブックや早良区のホームページにも詳しく出ていますので、ご参考ください。




実は、付近にはもう一つの三社宮があります。円珠院のある三社宮からは徒歩で10分程度の場所で、今はちょうどチューリップまつりが開かれている畑の裏手に位置しています。境内の入口にある石柱には、左側に「聖徳之草木」、右側に「神威輝萬邦」という文字が見てとれます。この両者の三社宮は、どのように繋がっているのか、今の私にはどうか定かではありませんので、歴史に詳しい方の情報をお待ちしています。




再び国道に戻り、佐賀方面にしばらく走ると、左手の小山に熊野神社があります。右手の石釜豆腐の目の前です。この神社も境内までは長い階段を昇っていきます。こちらの熊野神社は、前述の三社宮の総本山・熊野神社と何らかの形で繋がっているのでしょう。祭神は、伊弉册命(イザナギノミコト)・事解男命(コトカイオノミコト)・速玉男命(ハヤタマオノミコト)の三神。



どの神社も人が全くおらず、静かで、神々しさを感じる場所です。でも境内は太陽の光が燦々と降り注ぐ明るい雰囲気です。内野散策にぜひお出かけください。


2013年5月6日月曜日

「早良の郷 ぶらりと歩こう 〜菅原道真公ゆかりの地を巡る〜」(&八十八夜の茶会)


2013年のゴールデンウィーク最終日は、絶好の初夏日和となりました。
各地の行楽地も大変なにぎわいを見せていたことでしょう。

そしてここ早良区南部でもウォーキングイベント「早良の郷 ぶらりと歩こう 〜菅原道真公ゆかりの地を巡る〜」が開催されました。

入部出張所をスタートし、老松神社や門戸口天満宮など菅原道真公ゆかりの地を巡りながら、ゴールの脇山中央公園までの約7kmを歩きました。脇山中央公園では、茶畑で摘んだばかりの茶の野だても体験できました。
ただ歩くだけではなく、道真公ゆかりの地を中心に「早良歴史コンシェルジュ」の方々が歴史ガイドをしてくれるという徹底ぶりです。

参加者を「ウェルカム!」という気持ちで迎えてくれました。



早良区役所入部出張所と早良商工会館前。
午前9:30、いよいよスタートです。


第一チェックポイントの老松神社です。(入部)
歴代宮司だった氏里家の子孫の方からご説明を受けました。
氏里家初代は「菟道郷(うじさと)入部麻呂」と言われるそうで
これが「入部」の地名の由来でもあるそうです。



松ヶ根の井。(入部)
道真公はここで手を清められ、前述の老松神社(今宮神社)にお参りになったそうです。
私達一行は、ここから椿水路沿いの小道を遡るように歩いていきました。



仙弘院様で休憩。(東入部と内野の中間地点付近)



椿水路の出発地点、椿井堰。
歴史コンシェルジュの方から、椿水路がいかにこの地の田畑に貢献してきたかを教えて頂きました。



谷納骨堂の高台から、ゴール地点の脇山中央公園が見下ろせます。(脇山)
まだ距離半分といったところでしょうか。


日吉神社にも立ち寄りました。
ここらあたりから、いよいよ上り勾配がきつくなります。


横山神社です。
神功皇后建立と言われる脊振神社下宮です。
この一帯の八村の総社が移設され、横山三社となったと歴史コンシェルジュがお話されていました。




いよいよ最後のチェックポイント、門戸口(もどぐち)天満宮です。
菅原道真公は、この地にご一泊されたとのことです。
この地を発った道真公は、現在の小笠木峠を越え、那珂川町を辿ったあと
脊振山にお入りになり、北山神社(脊振ダム付近)へと歩を進め
板屋を越え、佐賀県鳥栖市辺りを通過、
追っ手を払いながら太宰府へお入りになったのではないかと
歴史コンシェルジュから説明を受けました。


皆さんおつかれ様でした。
お昼過ぎ、ゴールの脇山中央公園へ続々と到着されました。



脇山中央公園では茶会が催されておりました。
脇山は日本のお茶のルーツです。
希望する方々が、ここで摘まれ野だてされたお茶を嗜んでおられました。






 今日、早良区南部を実際に歩いてみて、改めて思ったのが
この地は、脇山米や脇山茶を始めとする名産が数多くあり
歴史的な地、由緒ある神社仏閣も点在する、素晴らしい場所であるということでした。

車で通過していると、そこに何があるかも気づかないままかもしれません。
たまには、車を降りて、寄り道してみてはいかがでしょうか。
驚きの発見があります。



「早良の郷 ぶらりと歩こう 〜菅原道真公ゆかりの地を巡る〜」


■主催:早良みなみ塾(八十八夜実行委員会)
■共催:福岡市早良区役所

「早良みなみ塾」は早良区南部地域の活性化に取り組んでいます!










2013年2月11日月曜日

早良“天神様”ルート〜菅原道真公・縁(ゆかり)の地

久しぶりにここに投稿します。
今日は、早良街道沿いや県道136号線沿いをウォーキング。
菅原道真公に縁のあるスポットを繋いで入部から脇山に向かって歩いてみました。
(実際にはジョギングでしたが・・・)


まずはここ、松ケ根の井といいます。
延喜元年(西暦901年)菅原道真公が博多から大宰府へ赴任する際、この湧水で手を清めてから、現在の老松神社境内にある今宮神社に参拝されたそうです。

 

その老松神社がここです。
実際には、今宮神社にお立寄になられたそうで、その今宮神社は老松神社境内の裏手にあります。
今宮神社参拝の折、松を手植えされました。都落ちした自分の無念を「この松が一夜のうちに成長し古木となることがあれば、後年自分の無実が晴れるであろう」と念じて植えると、一夜で老いた松となったそうです。この松は飛松と呼ばれ、この地の呼び名になったという言い伝えがあります。




そして椿水路沿いの細い道を水の流れに逆流するように歩きます。
椿水路についての詳しい説明はこちら 椿水路

途中の横山神社境内から三瀬方面を眺めました。雄大な景色が広がり、早良の郷は本当に自然に恵まれたところだと実感する瞬間でした。




小笠木公園でしばらく休憩。


公園のジャングルジムの上から、来た道を振り返ってみました。
標高がどんどん上がって来ているのが一目瞭然です。


早良の天神様ルートの中でも一押しミステリアススポットだと思います。
その名も舟石。
菅原道真公が大宰府へ行かれる時、乗ってきた舟がこの地で石に変わったという言い伝えが残っています。
この石、舟の形に似ています。
また、どうして舟なのか、謎です。
ここは陸地で、しかも川を逆流するように来なければなりません。




現在ある早良高校付近には、笠掛天神森というところがあったそうです。
道真公が休憩の際、笠を掛けてお休みになったという小さな森があったということですが、今は残念ながらありません。


そして今回のウォーキング最後のスポット。
門戸口天満宮。
人気もなく、どことなく神々しく神秘的な雰囲気が漂っています。
ここは「天神様」とも呼ばれ親しまれていて、菅原道真がまつられており、道真公が大宰府に行かれる途中でここに立ち寄られたということです。

菅原道真については、ここで細かく紹介するまでもない程、たくさんの書籍やウェブサイトがあります。
学者であり政治家でもある道真公、都で活躍する道真公を妬むライバル達の陰謀に嵌り、ここ九州・太宰府に左遷されてしまう、その道中にここ早良ルートがあります。

全長8.5kmの歴史の残酷さに思いを寄せながらのウォーキングコースでした。

文中説明
さわら南行きの風参照


Posted by Picasa