早良美術館るうゑ
平日の休みを利用して、「早良美術館るうゑ」へ足を運びました。
国道263号線・早良街道を佐賀方面へ南下し、千石橋を左折してしばらく坂道を登っていくと、左側に緑の木々に囲まれた白い外壁の瀟洒な建物が目に入ります。
道路の裏側にある入口に回り込むと、素敵なオブジェがお出迎え。
ジャンピエール・ヴィオというアーティストの「二人がいい」という作品です。
寄り添っている様子が仲睦まじさを感じさせます。
そのオブジェ通り、仲睦まじい様子の美術館オーナーご夫婦が、私を館内へと迎え入れて下さいました。
今日は、「近藤克美 油彩画展」を開催中でした。 ※6/6(水)~24(日)まで開催中。
近藤氏は、北九州市門司区在住の油絵画家です。
作品のタイトルで「漁港」、「六月の風景」、「冬の河口」、「ネギ」、「裸婦」など、季節感を感じさせるものから、人間の生命力に溢れるものまで、たくさんの作品が、どことなくノスタルジーを感じさせるような調度品とマッチしているかのように展示されてあります。
また、大きく切り出された1つ1つの窓からの景色はどれも大変すばらしく、1つの作品であるかのように緑の木々が色鮮やかに映し出されています。
きっと春夏秋冬それぞれの季節ごとに、素敵な景色がその窓から見ることができることでしょう。
美術館の名前である「るうゑ」とは、ドイツ語でRUHEと書き、「憩い」や「安らぎ」を意味する言葉だそうです。
今日の私のようにふらっと立ち寄っても、美術館の名前の通りに心行くまでゆっくりと安らげる雰囲気の美術館です。
書籍も販売されています。
「早良美術館るうゑ」は、来年で開館20周年を迎えられるそうです。
これからも素敵な作品展が開催されます。
6月、7月の展示スケジュールは以下の通りです。
こちらからも詳細をご覧いただけます。
・近藤 克美 油彩画展 6/ 6(水)~24(日)
・小嶋 勇 作品展 6/27(水)~7/15(日)
・柄沢 初代 作品展 7/18(水)~29(日)
また、美術館オーナーの東 義人さんは、自ら講師となり「早良室見川水彩会」という水彩画の教室も開かれているそうです。
「内野人権のまちづくり館」で毎月2回ほど開催されており、現在17名の生徒さんが楽しく水彩画を学んでいます。
室見川沿いを歩き、川の風景をモチーフに絵を描くそうです。
年に1回はここ(美術館)で作品発表会をするとのことです。
ご興味ある方はぜひお尋ねください。
■早良美術館 るうゑ
福岡市早良区石釜104-6
TEL 092-803-1681
http://sawararuhe.blog.ocn.ne.jp/
開館時間 11:00~17:00
休館日 毎週月・火曜日
入館料 200円
※駐車場は、美術館を一旦通り過ぎた後すぐの路地を左に曲がったところです。
美術館横からは小さなせせらぎの音が聴こえてきます。
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