2012年10月20日土曜日

滝やま荘

早良街道を福岡・佐賀県境に向けてひた走り、
ループ橋に差し掛かる前の最後のヘアピンカーブの先の縁に
「滝やま荘」があります。



このお店の先は野河内渓谷へと続きます。


ここは美味しい山里料理が食べられる和食のお店。
かつては、お風呂も入ることができたんですが
現在は料理だけを提供されています。
宿泊はあまり公表はされていないようですが、
いただいたチラシによるとできるようです。

コース料理に、鍋料理、炭火焼に各種御膳。
どれも丹誠込めて作られた、素朴ながらも食べ応えある料理ばかりです。

今回は、団体でお邪魔し、御膳に鯉の煮付けが付いた、コース料理を頂きました。



季節の野菜をふんだんに使った前菜の数々。
身体に優しい感じがします。




白いのはこんにゃくの刺身。
つるんと喉越しが良い感じです。



こちらは鯉の前の料理。
味噌田楽で頂きました。




滝やま荘の名の通り、お食事をするスペースからは滝が見えます。
とても風情があります。


他にも鶏やいのしし、ヤマメなど、地のものがメニューに並んでいます。

送迎バスもありますから、今回の僕のように団体の場合は活用したいですね。

居酒屋のように決して大騒ぎするようなお店ではないのですが、
団体でもじっくりと皆で語らうにはもってこいの雰囲気。

親戚同士や地域同士の語らいなどにぜひご利用ください。

滝やま荘
〒811-1134 福岡市早良区飯場711
TEL.092-804-0123
営業時間:11:00〜21:00
定休日:火曜日



2012年10月19日金曜日

さわらの秋 ウォーキング大会コース

すっかり秋めいてきたこの頃、あと1ヶ月もしないうちに紅葉に染まる早良の郷。
そんな季節にぴったりのイベントが11月23日勤労感謝の日の祝日に開催されます。
「さわらの秋 ウォーキング大会」
昨年に続く開催で、大人気のため既に参加が締め切られてしまいましたが、
ここ早良区南部地域は、大会じゃなくても歩いてみたいと思える、
そんな魅力的なスポットや景色がたくさんあります。
今回は、実際にウォーキング大会のコースを歩いてみましたので、紹介したいと思います。

スタート地点は、曲渕ダムパーク。
言わずと知れた紅葉スポット。
約7km先のゴールを目指します。



スタートしてすぐ、緑のトンネルです。
ウォーキング大会の頃には、ここは紅葉のトンネルに変身することでしょう。



「通泉渕」と書いてあります。
ダムパークから300メートルぐらい進んだところにあります。
何のことだろう、現在調査中・・・。



橋の名前が分からず、ずっと気になっていた橋。
ようやく名前が分かりました。
「落合橋」と言う名前で、昭和8年の竣工のようです。
とても風情がある橋で、コース中一番気に入っている橋です。




田園風景がノスタルジックな気分に誘います。




秋ですねー。
民家の庭先に成っていたのを撮影させてもらいました。



北上橋。
来た道を振り返ってみました。



これはお茶の木です。
コースの途中にありました。
ウォーキング中に見つけられるでしょうか。



上にある北上橋に対して、こちらは北下橋。
五斗米窯さんが目印です。




コース途中、ふと見上げると背振山の頂上が見え隠れしています。




大畑ほたる橋には、内野小学校の生徒の作品が飾られています。
だいぶ年月が経っているようですが、この絵の作者は大人になっていることでしょう。





名もなきお社がありました。
神様に失礼と思いながらも、じっくり中を覗き込んでみましたが、
やはり分かりませんでした・・・。





八丁川沿いの歩道を歩き、やがて西町内へと進路を向けてしばらく歩くと
熊野神社三社宮の裏手に出ます。




同じ敷地内には、不動明王が祭られている円珠院もあります。
火災後、一旦は博多に還され、1712年にこの地にお迎えしているとのことです。




大きな木、楠の木です。
1300年頃に植えられた木だそうです。
「神宿る木」とはまさにこの木のことを言うのだと思わされるほど、圧巻です。



以前にもこのブログで紹介した、滝見橋の昔の欄干です。
現在の欄干は新しいものなので、その前のものなのでしょう。
昭和7年竣工のものです。
ここまででようやく半分の行程(3.5キロメートル)です。



ここからは、坂道のアップダウンが続き、田園風景や周囲の山々の景色を愛でながら
ひたすら歩き続きます。





ポツンとある、西神の原バス停です。
トトロが待っていそうです。



民家のある細い路地を抜けると、ゴールはもう間近です。




ゴール!!
脇山中央公園です。



12月になると寒いし、雪もちらつくこともしばしば。
そうなる前に、秋のうちにぜひ一度は早良の郷においでください。
紅葉を見ながら歩いてみませんか?

2012年10月10日水曜日

早良みなみランニングロード パート2

都会のランニングもいいけれど、たまには山の自然を満喫しながら走ってみては?
ということで、早良区南部地域の自然を見ながら走れるランニングコースを紹介する
「早良みなみランニングロード」
今回はパート2です。

前回の続きです。

はっちょう橋手前を右にそれ、
蕎波人さんの前を清流沿いに道なりに進むと、再び早良街道にあたります。

ヘアピンカーブの先端部分、すぐ目の前に野河内渓谷入り口があります。
滝やま荘の建物があるのですぐ分かります。
(スタートから6500m 標高281m)

ここが野河内渓谷へと続く出発点です。
すでに渓谷ですね。
(スタートから6700m 標高291m 既に200m以上上がってきました)


西南学院大学ワンダーフォーゲル部が作った案内図を左に進みます。
ここからは、しばらくトレラン気分で進みます。


しばらく進むと、川を横切る橋、というか鉄の棒があります。
ここを渡ります。


遊歩道、といってもごつごつした岩だらけです。



妖精でも出てきそうな風景に出会えました。


ここが野河内渓谷遊歩道の一応のゴール地点のようです。
ここからは沢登りとなります。
当然ながらそんな装具を持っていない僕はここで引き返すことになりました。
(スタートから7000m 標高307m)


野河内渓谷から出ると、再びこんな近代的な道路に。
野河内大橋手前を右に進みました。
(スタートから7800m 標高288m)


ループ橋を下から見上げるとこんな感じに。
大迫力です。
この上を車が通ってるんですね〜。





そして、ここが本当の折り返し地点付近です。
(スタートから8800m 標高315m)



折り返し後は、国道263号線早良街道を一気に下り、スタート地点の滝見橋へ。
全行程15km強のランニングコースでした。

ちょっとキツいかもしれないけど、パート、パートで分けて走っても十分だし
もちろんウォーキングでも、早良の自然を満喫できます。

この秋はぜひ「早良みなみ」へ!!

早良みなみランニングロード

今日はスポーツの秋に相応しいテーマでいこうと思います。
早良街道の南部エリアは、北部の都会的な雰囲気とは正反対に
とても自然に恵まれたエリアです。

普段なら車で10分足らずで通り過ぎて、トンネルを越えて行ってしまうところを
自然を満喫しながら、あえて走ってみるという、ちょっと強引な企画です。
なるべく車の往来が激しい国道を走らずに、国道を縫うようにしてある脇道を選択しました。

名付けて
「早良みなみランニングロード」

普段は都会でランニングされている方も
休日などで時間が空いているときは、
こちらで走ってみてはいかがですか?

スタート地点は、内野エリア「滝見橋」にしました。
ここから早良街道と平行している八丁川沿いの小道を走り始めました。


途中の石釜公園を横目に見ながら(スタートから880m 標高110m)

下の畑橋のところで、いったん国道263号線に出ます。
(スタートから1200m 標高119m)


石釜の守り神「熊野神社」でお参りしました。
(スタートから1400m 標高124m)


パン屋「ら麦」の手前、向こう側に五斗米窯が見える橋を渡り
早良街道に一旦別れを告げます。
(スタートから1800m 標高135m)


しばらく八丁川沿いの小道を道なりに進むと北上橋が見えます。
その向こうは棚田が広がっています。気持ちいい景色です。
(スタートから2300m 標高149m)


早良街道に接続直後すぐにまた右にそれて少し道なりに進むと
名もなき(本当は名前があるんだろうけど分からない・・・)橋があります。
(スタートから2800m 標高166m)

花乱橋が左側に見えています。


曲渕ダムパークに到着しました。
(スタートから3200m 標高182m)


曲渕ダムパークを一旦折り返し、歩いてしか渡れない橋を渡ります。


早良街道に通じる急坂を上っていきます。


だいぶ上がってきました。
(スタートから3600m 標高193m スタート地点より100m以上上昇してきました)



早良街道を進み、やがてトンネルとダム湖に通じる道に分かれます。
車の排気ガスを吸い込みたくないので、遠回りでも右のダム湖へのルートを辿ります。

途中、曲渕ダムパークを見下ろせるポイントがあります。
こうして見るとけっこう壮大です。


 ダム湖が見えてきました。
(スタートから4200m 標高217m)

曲淵城跡のある山神社(大山祗神社)でもお参りしました。
ここの急階段はけっこう堪えました。
(スタートから5100m 標高227m)


旧道の方に進路を取り、曲渕小学校まで来ました。
曲渕五重石塔は曲渕小学校の敷地内にあります。
(スタートから5500m 標高226m)



再び早良街道と合流です。
有名な地鶏食堂が目印です。
(スタートから5700m 標高233m)


はっちょう橋手前を右にそれていくと、
こんなに奇麗な清流に巡りあえます。
(スタートから6000m 標高246m)


目の前には、そば屋さん「蕎波人」があります。
お腹が減ってきました・・・。


そしてここにも、曲淵城跡にある神社と同じ名前の神社「大山祗神社」がありました。
きっと何か繋がりがあるんだと思います。
(スタートから6100m 標高250m)

ここまでで写真撮りながら走って約40分ぐらいかかりました。

続けてパート2があります。
お楽しみに・・・。